車椅子体験講習会

 10月27日(水)放課後、相生市社会福祉協議会から5名・「あいおい外出介助ボランティアグループ こころ」より7名の方々をお招きし、28回目の車椅子体験講習会を実施しました。
 相高からは、生徒会執行部、1・2年保健委員・ホームルーム委員に有志を加えた53名が参加しました。
 車椅子の介助方法・具体的なサポート方法を記した冊子を先に配布し、参加した生徒自身も予習して臨みましたが、実際に操作や介助をする側になると、車椅子の大変さや不自由さが身をもって実感できたようです。学校の中だけのことではなく、車椅子の人に対する声掛けやサポートの重要さが体験できた、大変有意義な車椅子体験講習会となりました。

講習会開校式、本日の講師の紹介。
まずは車椅子の構造から説明です。
段差の上がり下がりを実践中。
坂道は特に危ないので、真剣に取り組んでいます。
車椅子リフト車の乗車体験です。
閉会式では保健委員長が代表して謝辞を。

秋晴れの中の球技大会

 10月26日(火)、昨日の土砂降りの雨から一転、素晴らしい秋晴れとなりました。早朝から陸上部・野球部・サッカー部の生徒と生徒会執行部がグラウンド整備や雨で消えたライン引き等の準備を行い、開始は少し遅れましたが、前期代替球技大会を実施することができました。
 緊急事態宣言が解除された中、昨年度と同じく、7月実施の球技大会を二学期中間考査明けに移動し、相高祭・体育大会でも使用したクラスTシャツ(1組イエロー、2組レッド、3組オレンジ、4組アクアブルー、5組ライムグリーン)を着用して実施しました。
 世間ではコロナが下火となりつつありますが、学校生活においてはまだまだ要注意要警戒が続く中、身体接触のない競技をということで、男女バレーボール、男女混合のソフトボールとドッジボールを行いました。今年は競技においても生徒の意識は高くマスク着用の中、行われました。また、試合毎に消毒液を設置し、その徹底を呼びかけて無事終えることができました。
 生徒たちは、コロナと中間考査でたまったストレスを大いに発散することができ、学年を超えた熱戦があちこちで行われました。
 3年生は最後の球技大会として受験勉強の疲れを吹き飛ばす頑張りを見せ、ソフトボールでは1年生を圧倒し優勝、男子バレーボール・ドッジボールでも優勝し、先輩の意地と底力・団結力を見せつけました。久しぶりの楽しい学校行事として、友人との時間を過ごせたことで、皆の笑顔がはじけた球技大会となりました。

結果

ソフトボール(男女混合)
 1位3-3  2位1-4  3位3-5
男子バレーボール
 1位3-1  2位1-5  3位2-2・2-5
女子バレーボール
 1位1-2  2位1-5  3位1-4・2-1
ドッジボール(男女混合)
 1位3-1  2位1-3  3位2-4

学部別ガイダンス

 中間考査最終日の10月22日(金)に、1・2年生を対象に、学部別ガイダンスを開催しました。ガイダンスでは、大学の先生方に模擬講義をしていただきました。今回参加していただいたのは、神戸市外国語大学、京都産業大学、神戸学院大学、大和大学、兵庫大学、関西国際大学、武庫川女子大学、岡山理科大学、大阪産業大学、大阪工業大学、兵庫医科大学、神戸常盤大学、関西福祉大学、姫路大学、神戸芸術工科大学の15大学で、合計17の講座を開講しました。
 生徒たちは自分の興味・関心のある分野の講義(文学、外国語・国際、社会情報科学、経済、経営、法学、教育、幼児教育・保育、心理学、理学、機械工学、情報工学、建築学、薬学、理学療法・作業療法、医療検査、看護、福祉、芸術の中から2講座選択し受講しました。
 大学の先生のお話を直接伺うことで、将来の進路選択や文理選択に大いに役立ちました。

講義テーマ

外国語を学ぶということ
SNSを利用した流行の創造を経済学的に考える
隣家の木の枝が塀を越えているとき、自分で勝手に枝を切ることができるか?
これから教員を目指すみなさんへ
保育とは?保護者とは?
クレーマーの心理
食物学・栄養学を学ぶということ
波の応用
機械工学科の学びについて
高校の授業科目と大学・社会との関わり -情報工学分野の例-
臓器移植を考える
リハビリテーションは患者さんを元気にする医療です
なぜお肉は焼いて食べないと危ないの?~とっても怖い食中毒のお話~
お腹の中の赤ちゃんの発育と妊婦体験
看護と看護師
社会福祉の学びと仕事について
美術系大学における基礎教育としてのデッサンについて

第45回 体育大会

 9月22日(水)、「皆輝勝祭」のスローガンのもと、第45回体育大会を実施しました。感染症対策のため、無観客で午前中のみで行いました。

開会式

吹奏楽部の演奏で入場行進が始まりました。

選手宣誓

演技

 クラスTシャツを着用し、各競技で真剣勝負が繰り広げられました。
 初めの演技は、全校生徒による「相高生体操」でした。この夏、何度も練習を重ねた成果が表れていたように思います。とても力強く、綺麗でした。

01,相高生体操

 続いて、予選が行われました。決勝への切符を勝ち取るため、全力で走りました。

02,女子・男子100m予選

03,女子・男子200m予選

04,女子4×100mリレー予選

05,男子4×200m予選

 綱引きでは、各クラスから選抜された20人1チームでの対抗戦を行いました。どの対戦も大変盛り上がりました。

06,綱引き

 Power of Aioi は、各クラスの代表者が、20kgの土嚢を頭上に持ち上げている時間を競いました。

07, Power of Aioi

 大縄跳びは、20人1チームで競いました。前半後半1回ずつ10人で跳び、最高連続回数がそのクラスの記録となります。

08,大縄跳び

 1年生は、息の合った動きで集団演技を披露しました。演技のラストは「AIOI 45」。カラフルなクラスTシャツがグラウンドに美しい人文字を描いていました。

09,1年生学年演技「Here we go!」

 いよいよ決勝レースです。予選を勝ち抜いた選手達による熱い戦いが繰り広げられました。

10,女子・男子100m決勝

11,女子・男子200m決勝

12,女子4×100mリレー決勝

13,男子4×200mリレー決勝

 最後にクラス団対抗リレーを行いました。選手達は学年の枠を超え、バトンをつなぎました。

14,クラス団対抗リレー

閉会式

 結果は以下の通りです。
 総合優勝 1年5組  準優勝 2年2組  第3位 2年1組 

 雨の心配もありましたが、プログラム通り滞りなく実施することができました。
 準備・片付け等、多くの生徒が率先して動いてくれたため、最後までスムーズに行うことができました。
 感染症対策を徹底しながら、安心安全な教育活動を実施していきたいと考えています。保護者の皆様、地域の皆様、引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

令和3年度 第2学期 始業式

 9月1日(水)、2学期始業式(全学年教室で放送による式)を行いました。校長先生の式辞(全文はこちらに掲載 ※ぜひ全文をご覧ください!)のあと、校歌の演奏を静かに聴きました。

 続いて、表彰伝達式では県大会に出場した吹奏楽部が表彰されました。放送で校長先生が読み上げ、担任の先生から賞状とトロフィーを授与していただきました。

 次に、生徒指導部長の話では、”樹心仏地”という親鸞聖人の言葉を紹介され、「コロナ禍のとんでもない時期だからこそ、私たちはこの大地に樹木の如くしっかりと根を張って、生きて行かなければならないと思われます。」「私たちの人生は一度きりです。誰とも代わることのできない自分の人生をどう生きるのか、それを明確にするのは今、いわゆるこの高校3年間が大切な時期ではないでしょうか。」というお話と、コロナ関連について、特に食事中の黙食の徹底についてお話をされました。
 最後に、保健部長からワクチン接種についてのお話がありました。ワクチン接種の必要性について、自分の命、家族の命、自分にかかわるすべての人を守るため、また、学校生活で今の頑張りを続けられるよう、しっかりと考え行動しましょう。

令和3年度外務省「高校講座」「地球の裏側から By Teams」

 7月13日(火)3,4限に在クリチバ総領事高木昌弘氏を講師にお迎えし、令和3年度外務省「高校講座」を実施しました。新型コロナ感染症対策として、Teamsを使って、ブラジル、東京(外務省)と本校をオンラインでつなぎ、講演会をしていただきました。全クラスの生徒たちが教室で熱心に講演に耳を傾けました。
 最初に、SDGsの実践事例を具体的に説明していただきました。清掃活動のような身近な事例から、医療体制やエネルギーといった国家レベルの話までわかりやすくお話していただきました。多くの生徒たちがSGDsの目標に対して、自分にもできることがあると認識したとの感想を書いていました。
 次に、世界から見た日本、異文化理解とコミュニケーションについてお話していただきました。困難な状況においても相手の立場に立ち、「共通利益」を探ることで道が拓けること、辛いときには自分のことばかりを考えがちになるので、I(私は)以外の主語を頭において考えることが大切であることなど、示唆に富んだお話をしていただきました。なかでも、オーストラリアの元軍人との交流のお話は印象的でした。
 最後に、高校でやっておくべきことや、外国語学習の重要性について教えていただきました。4技能を今バランスよく訓練すること、学習した表現を自分に強く引き寄せて理解すること、自分の好きなことを英語で調べることなどを生徒に熱く語りかけていただきました。最後には生徒たちの質問にも丁寧に答えていただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
 今回の講演を通して、世界に向けての視野を広げ、「Passport to the world:相生高校から世界へ」を実現する一助になることを期待しています。
 12時間の時差があるブラジルから、生徒のために講演いただきました高木総領事に深く感謝申し上げます。また、実施に当たり、外務省大臣官房国内広報室高校講座担当の笠原様、服部様、廣嶋様にご尽力いただきました。ありがとうございました。

外務省 高校講座 実施報告ページへ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/dpr/page22_003693.html

人権教育講演会

2021.5.26(水)
4限に2年生,5限に1年生を対象に人権教育講演会を行いました。
講師 松尾 由香里 氏 (NIT情報技術推進ネットワーク株式会社)
演題 「SNSの正しい使い方 ~将来に不安を残さないために~」

スマートフォンやインターネットに潜む危険について理解を深め、安全に正しく利用するための方法を教えていただきました。
生徒は体育館に自身のスマートフォンを持参し、講演を聞きながら実際にSNS等のアカウント設定を確認し、安全な設定に変更しました。

~生徒感想一部抜粋~
・自分のスマホは大丈夫!と安心してはいけないという事をふまえて、今まで以上に気を付けて利用してきたいと思います。
・今日学んだ事はまず家族に伝えて安全で安心にスマホを使っていきたい。
・「ゲーム脳」がとても恐ろしいものだという事を改めて実感しました。
・これからは使い方、使用時間、アプリなど、利用規約をしっかり読み、上手に扱っていきたいです。

生徒会役員認証式

2021.5.12(水)6限
44回生の生徒会役員認証式を行いました。
新・旧の生徒会役員のみ体育館に集まり、他の生徒はホームルーム教室でライブ配信による認証式を視聴しました。

はじめに、校長先生から新生徒会役員一人一人に認証状が渡された後、校長先生から新生徒会に訓辞をいただきました。

次に、前生徒会長から挨拶がありました。生徒会長として過ごした日々の中での不安だったことや楽しかったこと、成長したこと、そして、新生徒会役員へのエールをお話ししてくれました。

その後、旧生徒会から新生徒会へ腕章の引き継ぎがあり、最後に、新生徒会長から挨拶がありました。

旧生徒会のみなさん、本当にお疲れ様でした。
新生徒会のみなさん、がんばってください。期待しています。

立会演説会および生徒会選挙

2021.4.21(水)
 44回生の中枢をなす、生徒会長と副会長候補者の立会演説会および信任投票が行われました。
 今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、1年生はホームルーム教室でライブ配信による視聴を行いました。全校生徒が体育館に揃うことはできませんが、皆集中し、立候補者3名の熱意のこもった演説を真剣に受け止めていました。

 即日開票により、3名とも信任されました。相高をよりよくするため、44回生生徒会一同頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

2年生 一日校内学習

 4月22日(木)、44回生は1日校内レクリエーションを行いました。本来であれば相生湾において「ペーロン乗船体験」を行う予定でありましたが、コロナ禍により、ペーロン祭以前の体験が不可能となり、校内での活動となりました。

 午前中は相高祭(文化祭)のクラスの演劇の企画を行いました。昨年度の相高祭の中止により、2年生は先輩方の演劇を鑑賞していないためイメージがつくりにくいということから、まず体育館において、相高祭の歴史について生徒指導部長から解説していただき、続いて過去の演劇を映像で鑑賞しました。その後、場所をHRに移しクラスごとに演劇の企画を行いました。

 天候に恵まれたため、昼休みには校外やグランドなどいろいろな場所で昼食をとり、ゆっくりと過ごしました。

 午後からはHR委員が企画した球技大会を開催しました。グランドではアルティメット(フライングディスクを使った競技)、ドッジボール、体育館ではバスケットボールがおこなわれ、白熱した戦いが展開されました。

 コロナ禍によりなかなか笑顔で過ごすことが難しい毎日ですが、みんなの笑顔であふれた一日となりました。