3学期始業式

 1月8日(金)、3学期始業式を行いました。
 3学期始業式も、新型コロナウイルス感染症対策のため、各教室で行いました。
 
 小西校長先生は式辞で次のようなお話をされました。
 「今日は『人まねのすすめ』を話します。皆さんは、赤ちゃんがどのようにして言葉を覚えていくのかを知っていますね。両親や兄姉、年長者のまねから始まります。
 小学生はどうでしょうか。ひらがな、漢字、かけ算、どのように覚えていきますか。先生のまねからスタートします。中学生になり、部活動が始まります。自分の好きな選手のフォームをまねしたり、好きなチームのウェアを着て、リスペクトなどしたりしますね。
 このように、自分の好きな人を『まねて形から入る』ということは、人間の進歩の根幹をなしてきていると言えます。『まねる』が変化して『まねぶ』、そして『まなぶ』になったと言われています。
  皆さんも、最初は憧れの人や、尊敬できる人のまねから始めてみてはいかがでしょうか。そして、その師匠を超えていくのです。『青は藍より出でて、藍より青し』という言葉があります。『青い色は藍という草から絞り込んでできたものですが、それはもとである藍よりもさらに青い』ということです。『門人が師よりも一歩進んだ修養ができている』という意味です。
 『藍より青い』をひとつご紹介します。『呑牛の氣(どんぎゅうのき)』。これは、私が担任をした生徒が教員となり、その彼から新年の賀状をいただきました。『呑牛の氣(どんぎゅうのき)』、牛を丸呑みにするほど大きな心意気という意味から、やる気に満ちあふれていることをあらわすそうです。皆さんも、コロナ禍でも、ぶれない充実した高校生活を歩んでほしいと願い、エールを送ります。
 皆さんも自分が尊敬する『人のまねをすること』からスタートし、『藍より青い』人間になることを目指して、頑張っていきましょう。」 
(式辞の全文はこちらに掲載しています)  

 始業式後、中村生徒指導部長より、次のようなお話がありました。  
  「私は歴史の教員ですので、社会に関する話を今日はします。2021年の干支は『かのと・うし』と読み、漢字では辛いという字と土用の丑の字を書きます。今から120年前、義和団事件の講和条約である北京議定書の別名です。そう、辛丑(しんちゅう)和約ですね。
  『辛丑(しんちゅう)』とはどんな年になるのか…?ネットで色々調べてみると…古きことに悩みながらも終わりを告げ、新しき芽生えを見いだす年になるそうです。何を終わらせ、何を見いだすのかはその人次第でしょうが、その指標となるのは各々の心の強さと日頃の行いだということだそうです。
  歴史を振り返り、未来の出来事を推測し、それに備えなければならないというのが東洋の考え方です。辛丑の年に大きな地震が2回もあったのなら、それに普段から備える必要もありますね。コロナで窮屈な世の中になっていますが、その中で、新しい芽生えの年であるとも言われています。皆さんがそれぞれ何かを見出していくのは、各人の日頃の行いです。
 校長先生も言われたように何かを目標にしてしっかり学ぶことが一番の近道かもしれません。皆さんの成長・進化に期待しています。」
 (式辞の全文はこちらに掲載しています)

電池の発展史

 44回生自然科学コースの生徒を対象に、兵庫県立大学工学研究科 稲本純一助教より講義をしていただきました。
 講義は、①電気の発見から始まる電池の発展史、②リチウムイオン電池について話されました。
 生徒は、普段我々が利用する電池の発展の歴史が、問題の発見とその解決の過程を積み重ねたものであることに強く感銘を受けていました。また、スマートフォンのバッテリーであるリチウムイオン電池の開発を通じて、電池が充電されるしくみを知ることもでき、より深い知識を得ることができました。
 講義の途中には、自らの高校生活や大学の研究について話をしていただきました。今回の講義を通じて、生徒は今の学びの大切さを実感し、地震の進路選択について考えることができました。

1学年自然科学コース IHI相生事業所 見学

 本校の重点目標の一つとして、『体験的な学習などを通して、幅広い視野を身に付け、将来を考える力を育成する』を掲げています。そこで、インスパイア・ハイスクール事業の一環として、12月15日(火)に(株)IHI相生事業所にて校外学習(フィールドワーク)を実施しました。参加者は1年生自然科学コースの希望者12名です。
 総合事務所内で会社の概要説明を受けた後、ヘルメットを着用し、石炭燃焼試験施設やエアロスペース(LNG燃料を使った航空エンジン)、IHI相生工場日の浦工場などを見学しました。それぞれの場所で専門のスタッフから丁寧な説明を受け、生徒たちはメモを取ったり、質問したりしながら、熱心に聞き入っていました。工場見学の様子は、最先端研究のため写真撮影はできませんでしたが、世界有数の技術を目の当たりにした生徒たちの瞳は、輝いていました。

さわやか挨拶運動

12月11日(金)、寒波到来直前のまだまだ暖かい冬の朝、日の出(6時59分)前の時間から、本校生徒会・1年4組・山手1丁目自治会の方が集まり始め、相生駅北側と南側に分かれて「さわやか挨拶運動」を行いました。
 相高生は、日の出前からいつものように駅周辺のゴミ拾いを行ってから、挨拶運動を行いました。落ち葉が多かったですが、タバコの吸い殻や空き缶等しっかり拾うことができました。ゴミも減りつつあり、相生の街が綺麗になっているように感じられます。生徒会と1年4組、そして自治会の方の大きな挨拶の声が響きわたる、清々しい「さわやか挨拶運動」でした。

車のライトが眩しい日の出前のゴミ拾い
南側ロータリーも綺麗になりました
駅北側、終わり間際にようやく太陽が
駅南側は1年4組が頑張りました

防災避難訓練

 12月10日(木)、相生消防署の協力を得て、地震及び火災を想定した防災避難訓練を実施しました。地震発生の校内放送が入ると同時に生徒たちは机の下に入って身の安全を確保し、次に火災発生の校内放送により火災発生場所と安全な避難経路を確認してグランドに速やかに避難しました。
 避難終了後、八十川教頭先生から講評があり、そして、消防署の方から講評・講話をいただき、生徒2名が実際に消火器を使った消火活動を体験しました。
 講評の中でお話しされたように、「もし、この通路が使えなかったらどこを通るのだろう」など地震が発生した際の様々なパターンを日頃から想定しておき、分からないことをきちんと調べておくことで、実際に地震や火災に直面した際にも「慌てず・焦らず」避難ができるのではないかと思います。
 生徒たちにとって、今回の避難訓練は、改めて災害への備えや災害発生時における各自の判断や行動について考える機会となりました。

プレゼンテーション講演会

 11月26日(木)7限、体育館において、1年生の「総合的な探求の時間」の一環としてNPO法人学進育成ラボ理事長 今中一雄氏を講師に迎え、プレゼンテーション講演会が開かれました。
 そもそもプレゼンテーションとは何かという初歩的な内容から、プレゼン準備のための心構えや具体的なプレゼンの例を用いた効果的なプレゼンの方法など、今後の総合学習の探究活動のレベルアップのためのヒントを解りやすく解説していただきました。
 今回の講座を活かして、現在進めている探究活動をより有意義なものにしていきます。

第42回 相高生フォーラム

 11月18日(水)、午後、第42回相高生フォーラムが開催されました。昨年度より1・2年生での実施となりましたが、コロナ禍の中、生徒間の距離を配慮した座席配置をとり行われました。
 相高生フォーラムは、生徒会の基準弁論1名と1・2年の代表3名計6名が、人権に関するスピーチを行う、いわゆる人権に関する弁論大会です。今年も身近な話題から、自分自身のことも含め、社会で問題になっていることまで幅広く取り上げられて、生徒自身も真剣に考えさせられる内容でした。結果は、最優秀賞が2年1組坂田帆乃香さんの「人間関係での苦しみ」、優秀賞が1年3組の釜江真央さんの「言葉で生きる個性」でした。
 フォーラム審査の待ち時間に、生徒指導部長よりシステム手帳を使って「メタ認知力」を高める方法についての講話がありました。「メタ認知力」とは、自分自身と周囲の状況を客観的に捉えて、自分の行動を調整できる力のことで、日々の振り返り(Reflection)を、システム手帳を使って質の高い振り返り(改善や方針)につなげることが大切で、それを日々繰り返すことで「メタ認知力」が形成されるので実践していこうということでした。

令和2年度 創立記念国際理解講演会

 11月4日(水)5,6限に令和2年度創立記念国際理解講演会が開かれました。衆議院議員の山口壯氏にお越しいただき、「コロナ後のグローバリゼーション~相高生の無限の可能性~」と題してご講演いただきました。新型コロナ感染症対策として、2,3年生は体育館で、1年生は教室で講演を聞きました。
 最初に、政治家・吉田茂の業績を振り返り、戦前戦後の日本とアメリカの関係が今後の中国やアメリカとの関係を考える上で大いに参考になることを教えていただきました。次に、外交官という仕事の重要性について、外交官が処理できないと軍人の仕事になってしまうということや、人と人をつなぐ上で最も大切なのは専門的な知識というよりは人間的な魅力であることをご自身の体験を交えながら話してくださいました。最後に、相高生に向けて、今しておくべきこととして、小説を読んで人間の幅を広げること、きちんとした英語を身につけておくこと、「頭をよくするために」勉強をしておくことなどを話されました。
 「努力が運を呼ぶ」「高い山ほど裾野が広い。視野を広げるために今、いろいろなことを学ぶ必要がある」ということを相高生に熱く語っていただいたことが特に印象に残っています。
 質疑応答の時間には、多くの生徒から現在の日本が抱える近隣諸国との問題やコロナ感染症がグローバリゼーションをどう変えるかなどの質問が相次ぎました。この講演会を通して、各自の将来を考える貴重な機会を得ることができたと思います。山口先生、ありがとうございました。

久し振りの球技大会

 10月26日(月)、素晴らしい秋晴れの中、前期代替球技大会を実施しました。
 コロナ禍の中、昨年度の後期球技大会(3月)・今年度の前期球技大会(7月)と連続で中止となり、生徒達のエネルギーが有り余っていた中、中間考査明けに何とか実施することができました。体育大会でも使用したクラスTシャツ(1組オレンジ、2組赤、3組黄、4組黄緑、5組青)を着用して実施しました。
 コロナの影響がまだまだ続く中、身体接触のない競技をということで、男女バレーボール、男女混合のソフトボールとドッジボールを行いました。2・3年生は1年振り、1年生は初めての球技大会ということで、学年を超えた熱戦があちこちで行われました。3年生は最後の球技大会でしたので、長~い受験勉強の疲れを吹き飛ばす頑張りを見せ、ソフトボール・ドッジボールで優勝し、先輩の意地と団結力を見せつけました。
 競技以外は、マスクの着用と手洗い・消毒の徹底を呼びかけ、何とか無事終えることができました。久しぶりの楽しい時間を過ごせたことで、皆の笑顔がはじけた球技大会となりました。

【結果】                        
ソフトボール   1位 3-2   2位1-4   3位1-5
男子バレーボール   1位 2-3   2位 3-1   3位1-2・3-5
女子バレーボール   1位 1-3   2位 3-2   3位1-4・2-4
ドッジボール   1位 3-5   2位 3-3   3位 2-4

自然科学コース 教育委員特別講義

 10月23日(金)午後の5.6時間目、兵庫県教育委会 教育委員で兵庫県立大学教授の横山 由紀子 先生に特別講義をしていただきました。新型コロナウイルス感染予防に十分配慮して、アルコール消毒したり、パーティションを設置したりしてマスク着用で行いました。又、「学びのイノベーション事業」で配備されたSurface Go を1人1台使用して講義がすすめられました。
 横山先生には「数字」を読むコツ ~反論する練習~ と題して、本校自然科学コースの1年生の生徒に対してご講義いただきました。グループワークも交え、統計などの数字を読み解くコツ、例えば見せかけの数字に惑わされない事などをご教授いただきました。
 生徒の皆さんは、事象を分析的・批判的に見て反論するところから問題点を見いだし、改善策や解決策を考え、イノベーションのアイデアを生み出す方法を学びました。
 今後とも、正解のない問題に多面的、多角的にアプローチして粘り強く取り組む力、そして「未来への道を切り拓く力」を身につける必要性を再認識しました。
 講義後には活発な質疑応答が行われ、生徒を代表して 祐延さんの謝辞で締めくくり、大きな拍手でお見送りしました。