3学期始業式

 1月8日(水)が気象警報で臨時休校になったため、翌9日(木)に3学期始業式を行いました。小西校長から次のようなお話がありました。
  以下に、校長式辞の全文を掲載します。

 皆さん、明けましておめでとうございます。年末年始は穏やかな天気でした。良いお正月を迎えられましたでしょうか。
 今年は2020年。東京オリンピック・パラリンピックの年です。感動する楽しみなイベントがあります。彼らはいかにして、そのモチベーションを維持しているのでしょうか。エイミー・モーリンさんが著した「メンタルが強い人がやめた13の習慣」という本が全米で話題となっているそうです。「メンタルの強い人」はそれが最悪の状況だろうと人生最大の危機だろうと、なんとか切り抜ける方法を知っています。誰もがもっている13の思考習慣をやめれば、折れずにしなるレジリエンスな生き方ができる。あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めています。メンタルが強くなれば、最高の自分でいられます。いくつかを紹介します。
 
 1 時間をむだにしない。
 2 想定内のリスクを恐れない。
 3 同じ失敗を何度も繰り返さない。
 4 過去について、くよくよしない。
 5 一度の失敗であきらめない。
 6 ひとりの時間を怖がらない。
 
 この本は、著者のメンタルが極限まで弱った時に誕生しました。23歳で母をくも膜下出血のために亡くし、26歳のときに夫が心臓発作で突然逝ってしまうという不幸に見舞われたエイミーさん。愛する人を失って泣き、怒り、仕事を休んでひきこもり、心に決めた。泣きながら残りの人生を過ごすなんて、まっぴらだと。だからこそ、打ちのめされそうな自分を支えるために、いつのまにか染みついた13の習慣をやめることを。
 メンタルが強い人は、それが最悪の状況だろうと人生最大の危機だろうと、なんとかうまくやる方法を知っているタフな人たちです。誰もがもっているこの思考習慣をやめれば、折れずにしなるレジリエンスな生き方ができます。
 ではその、レジリエンスとは?
元々、工学や物理学の世界で使われていた言葉です。物質や物体に対して、外力が加わると変形します。そのとき、どれくらいその力を吸収できるか、元の形に戻ろうとすることができるかということです。その後、生体環境学や社会環境システム、心理学でも使われるようになりました。「ストレスや逆境にさらされても適応し、自分の目標を達成するために再起する力」です。
  レジリエンスの効果は?
  1 集中力高く、パフォーマンスを高めることができる。
 2 より創造的、包括的に問題解決ができる
 3 リスクを特定し、対応する能力を高めることができる。
 4 プレゼン能力を高めることができる。
  5 問題行動が減少する。
 複雑なあれこれに振り回されていようが、とんでもなく不安であろうが、自信がまるでなかろうが、トラウマを抱えていようが、大丈夫です。
さあ3学期が始まりました。それぞれの仕上げの学期です。特に3年生にとっては、相生高校を卒業するという、大きな意味合いを持っています。1・2年生は、次の学年への準備する学期、そして、後輩を迎える進化する相生高校を創り出す準備する学期です。みなさんにとっても成長する大切な時期です。自己決定に向けて、果敢にチャレンジしてください。先生方はしっかりとサポートします。期待し、応援します。

2学期終業式

 12月24日(火)、2学期終業式を行いました。小西校長は、「狩猟・農耕・工業・情報に続く新たな社会Society5.0においてはAIが必要で、AIに取って替わる仕事もあるが、AIによって代替可能性が低い仕事、AIの発展で新しく生まれる仕事もある。将来を見通すことが困難で『正解のない時代』といわれ、不安を募らせているかもしれない皆さんにエールを送る。好きなことをひとつだけやっていても、一生続けられないだろう。好きなことを学び続け、キャリアを重ねながら、好きなことの幅を広げ、強みを増やしていくこと、自分の強みになる要素をできるだけ遠い領域の組み合わせで備えていることが大切。自分の得意分野、専門性とともに未知の領域に向き合い、やったことのないことに自信を持って取り組むことができる力を早い段階から養っておくことが求められる。自己決定に向けて果敢にチャレンジしてほしい」と話されました。(校長挨拶の全文はこちらに掲載しています。)
 表彰伝達に引き続き、臨時生徒総会が開かれ、女子の制服について、服装規定の改定が拍手をもって承認されました。その後、中村生徒指導部長のお話がありました。①アフガニスタンで長年、医療活動や灌漑事業に従事された中村哲さんの功績を「一隅を照らす」という言葉を使って紹介し、自分の置かれた場所で最善を尽くすことが大切。人のために一生懸命できる人間に成長してほしい。②傍観者にならず、「ダメことはダメ」と言える人間関係をつくろう。相高をいじめのない学校にしよう。③交通事故が多い。ルールを守って、事故に気をつけてほしい、以上三点でした。

令和元年 2学期終業式 式辞

 長い2学期が終わろうとしています。
 体育大会や受験、新人戦、地域ボランティアなど多くの経験をしました。
 地域連携やボランティア活動を熱心にしてくれる生徒が大勢いて、大変嬉しいです。この経験をどう活かすかは、今後のあなたたちひとりひとりの取り組む姿勢次第です。楽しみにしています。
 今日は次のことを考えてみてください。Society5、0です。人間中心の社会Society。狩猟、農耕、工業、情報に続く、仮想空間と現実空間を高度に融合させ、少子化や過疎化などの課題を解決することを示してます。それには、AIが必要です。AIが現在ある仕事の中で、特に「資料整理」「文字入力」「機械類操作」はAIに取って替わるそうです。
 しかし、AIによって代替可能性が低い職業があります。クリエイティブや物理作業、複雑な判断を伴う作業は、AIが発展しても消えない職業だそうです。医者、教師、エンジニアや芸術、考古学、哲学等抽象的な概念の理解が求められる仕事、専門的なコミュニケーションや交渉が求められる仕事だそうです。AIが人間の感情や発言の裏側まで想定することができないから、そのような仕事の代わりは困難だろうと推測されます。
 次に、AIの発展で新しく生まれる仕事もあるそうです。まだ、今後どう展開するかわかりませんが、AIをよく知ることも、必要でしょう。
 将来を見通すことが困難で「正解のない時代」と言われています。皆さんに不安ばかり、募らせてしまっているかもしれません。
 そこで、皆さんにエールを送ります。変化の激しい時代です。好きなことをひとつだけやっていても、一生続けられないでしょう。好きなことを学び続け、キャリアを重ねながら、好きなことの幅を広げ、強みを増やしていくことが大切です。自分の強みになる要素をできるだけ、遠い領域の組み合わせで備えていることが大切です。
 例えば、私の知り合いの先生が、定年退職後、車椅子バスケットボール協会の仕事をされています。
① 英語ができる。ルールブックの翻訳や、国際大会の通訳など
② 車いすバスケットボールに詳しい国内大会の審判、国際大会のコミッショナーなど
 来年の東京パラリンピックのスタッフをされるそうです。
 社会課題を発掘する能力、いわゆる探究する能力があるといった組み合わせは理想的ですね。
 だからこそ、自分の得意分野、専門性とともに未知の領域に向き合い、やったことのないことに自信を持って取り組むことができる力を早い段階から養っておくことが求められます。
 進路選択において、大学、学部、学科を選ぶ際にも、これからはそういった力をつけられるかどうかが重要なポイントとなります。
 自己決定に向けて、果敢にチャレンジしてください。
 先生方はしっかりとサポートします。
 期待し、応援します。皆さん、よい年越しを。3学期の始業式で元気な姿を見せてください。

1年自然科学コースIHI工場見学

 本校の重点目標の一つとして、『体験的な学習などを通して、幅広い視野を身につけ、将来を考える力を育成する』を掲げています。また、インスパイア・ハイスクール事業の一環として、12月17日(火)に(株)IHI相生事業所にて校外学習(フィールドワーク)を実施しました。参加者は1年生自然科学コースの希望者9名です。
 総合事務所内で会社の概要説明を受けた後、ヘルメットを着用し、ボイラ(石炭燃焼試験施設)やエアロスペース(LNG燃料を使った航空エンジン)などを見学しました。それぞれの場所で専門のスタッフから丁寧な説明を受け、生徒たちはメモを取ったり質問しながら、熱心に聞き入っていました。工場見学の様子は、最先端研究のため写真撮影はできませんでしたが、世界有数の技術を目の当たりにした生徒たちの瞳は、輝いていました。

さわやか挨拶運動

 12月13日(金)、暖冬も冬到来の寒い朝でしたが、日の出(7時00分)前の時間から、本校生徒会・1年4組・山手1丁目自治会の方が集まり始め、相生駅北側と南側に分かれて「さわやか挨拶運動」を行いました。
 いつものように駅周辺のゴミ拾いを行ってから、挨拶運動を行いました。落ち葉が多かったですが、タバコの吸い殻や空き缶等拾うことができました。少しずつゴミも減ってきており、街が綺麗になることは、非常に気持ちのいいことです。
 生徒会と1年4組、そして自治会の方の大きな挨拶の声が響きわたる、すがすがしい「さわやか挨拶運動」でした。

自然科学コース特別講義「光と磁石の力で世界を変える -太陽光エネルギー変換のしくみ-」

 11月25日(月)5・6時間目、43回生自然科学コースの生徒を対象に、神戸大学理学部化学科の小堀康弘教授より講義をしていただきました。
 講義内容として、①タンパク質と光合成について、②光が持つ波としての性質と、電子の持つ波と粒子としての性質の関連、③太陽電池について話されました。
 講義の内容には、まだ授業で学んでない内容も含まれていましたが、生徒はこれまで学んできた知識を生かして理解しようと真剣に聞いていました。また、小堀教授が、光エネルギーを吸収した電子が元の状態に戻るときに、エネルギーを熱や光として放出することを説明され、実際に青色の液体に光を当てると赤色の光を、紫色の液体に光を当てると黄色の光を発する様子を見たときは、驚きとともに、納得した様子が見られました。
 講義後、小堀先生は本校をお立ちになる際に、「現段階で今回の講義内容のすべてを理解できなくても、これから理科を学んでいくなかで、あの時の話だと気づいてもらいたい」と語られました。今日の講義をうけたことで、これからの学びがより深いものになってほしいと思います。

高校生・ふれあい育児体験(1年2組・1年4組)

 11月22日(金)、「高校生・ふれあい育児体験」も最終回、1年2組・1年4組の生徒が相生市立山手幼稚園にて行いました。
 2組は、屋外で鬼ごっこやサッカー、ボール投げ、かくれんぼをしたり、砂場や遊具で一緒に遊んだりしました。生徒たちは園児の視線に合わせて「何して遊ぶ?」などと優しく話しかけ、たのしそうに交流していました。最後は園児たちがつくってくれた花道を通って学校に帰りました。
 4組は、室内で4つのクラスに分かれて、担任の先生のピアノに合わせて、「じゃんけん列車」や「やきいもグーチーパー」などのゲームをしました。元気いっぱいの園児たちにつられて、生徒たちも自然と笑顔になっていました。最後に園児たちがお礼に歌を歌ってくれるクラスもありました。

 以下に、生徒の感想を一部掲載します。
・印象に残ったことは、同じ年齢だけど話の内容や発達の差があったことです。また、年齢関係なく1つの遊びを楽しんでいてとてもいいなぁと思いました。(1組 女子生徒)
・最初は子どもたちと打ち解けることができるのか不安でしたが、「子どもの前では常に笑顔でいる」ということを意識して接したら、すぐに打ち解けて楽しく触れ合うことができました。鉄棒の前回りや逆上がりをたくさん見せてくれました。ほめるとすごく嬉しそうで、私も幸せな気持ちになりました。(2組 女子生徒)
・僕のついていた男の子は、最初は恥ずかしくてハンカチでずっと顔を隠していたけど、「はずかしい?お兄ちゃんも小さい時そうやったよ」と話をしたら心を開いてくれたのか、名前とかもすぐ教えてくれてうれしかったです。(3組 男子生徒)
・伝えたいことを表情や動きで伝えようとしているのがわかりました。園児たちはとても素直でかわいかったです。また、園児たちの間で遊びに参加できない子がいたら、誘いにいくなどしていてやさしいと思いました。(4組 男子生徒)
・私と遊んでいた男の子はあまり感情を出さない子だけど、ボール遊びでずっと笑ってくれました。先生もこんなに大きな声で笑うなんてめずらしいと喜んでくださり、とてもうれしく、やりがいを感じました。(5組 女子生徒)
・自分から積極的に子どもたちに話しかけることで、子どもたちが少しずつ心を開いてくれて、たくさんお話を聞かせてくれました。また、子どもたちの発言に対して「すごいねぇ!」「そうなんだ!」と大きく反応してあげると夢中になってお話してくれました。(3年生 女子生徒)

二学期通学路清掃

 11月20日(水)の放課後、冬も近づきつつある秋晴れの中、通学路の美化と地域の方々への感謝の気持ちを込めて通学路清掃を行いました。
 生徒会執行部を中心に、1・2年の美化委員・通学委員・風紀委員とボランティアの生徒約80名が参加し行われました。
 普段、通学路として利用しているJR相生駅から東西の相高に至る通学路を二手に分かれて、道路周辺のゴミを大量に拾いました。揃いのナイロンジャンパーに身を包み、一生懸命取り組むことができました。最後に大量のゴミを、アルミ・スチール・ビンと燃えるゴミに生徒会が分別し無事終了しました。

さわやか挨拶運動&PTA合同街頭指導

 11月15日(金)早朝より、今年度2回目の職員・PTAとの合同街頭指導&さわやか挨拶運動を行いました。学校周囲の10カ所のポイントで合同街頭指導、相生駅前ではさわやか挨拶運動です。
 合同街頭指導では、生徒からの自発的なさわやかな挨拶の声を聞くことができます。交通ルールを守ってはいますが、単語帳等を片手に登校する姿が散見されるのが悩みの種でもあります。
 駅前では生徒会と1年3組の半分が、さわやか挨拶運動を実施し、早朝から集まった生徒(生徒会・1年3組)が駅周辺のごみ拾いを行いました。その後、駅の南北に分かれて、30数名が山手自治会の方々と一緒に元気な挨拶の声を響かせました。