相生歴史巡検

 9月28日土曜日、心配された天気も何とか崩れること無く、講師に松本恵司先生を招いて、ひょうごの100城マップに掲載されている相生の三つの時代の城を巡る、相生歴史巡検を行いました。
 まずは、矢野町森の磐座(いわくら)神社まで移動し、神社の説明の後、磐座(いわくら)神社から急斜面にそびえる感状山城を望みました。感状山城は、古代山陽道を抑える要地にありました。南北朝時代、新田義貞の侵攻の際、赤松円心の息子則祐(そくゆう)が義貞の軍勢を足止めしたことにより、足利尊氏から感謝状を受けたことが城名の由来です。現在残存している石垣は、戦国時代のものだそうで、山城マニアには人気があるそうです。後日、別日程で石垣等を撮影に行く予定です。
 次に、小河川・矢野川合流付近から下土井城を見ながら、大避(おおさけ)神社へ歩きました。下土井城は、典型的な南北朝時代(室町時代)の山城で、姫路城や赤穂城のように石垣はありませんが、北側に敵からの攻撃を防ぐ高さ10m以上の三重の堀切(ほりきり)があり、城マニアにとってはたまらない遺構として残存しています。ここも当日は登りませんでしたので、別日程で撮りに行く予定です。
 秦河勝を祀る大避神社に向かって歩く中、中世の荘園研究で一番有名な「矢野荘(やのしょう)」の中心を横切る形となり、先生のお話の中に、このあたりに荘園支配を司る政所(まんどころ)があった等多くの話を聞き、のどかな風景の中、タイムスリップした気持ちになりました。
 最後に若狭野陣屋に移動し、赤穂浅野藩の親族旗本浅野陣屋跡を見学しました。江戸時代の建造物である札座が残っている例はなく、その中にまで入ってお話を聞くことができました。
 今年は、歴史巡検クリアファイルや相生歴史マップ、さらには相生歴史巡検のHPも作成・更新予定ですので楽しみにしてください。

第43回体育大会

 9月20日(金)、「獅子奮迅」のスローガンの下、第43回体育大会を実施しました。当日は、ご来賓・保護者等、計189名の方にお越しいただきました。ありがとうございました。吹奏楽部の演奏で入場行進。続けて開会式を行いました。

 昨年に引き続き、相高祭で作成したクラスTシャツを着用し(1組青・2組黄緑・3組赤・4組紫・5組黄)、各競技で激しい勝負が繰り広げられました。
 午前の部では、男女100m・男女200m・女子4×100mリレー・男子4×200mリレーの予選、2年生応援合戦、綱引き、生徒会種目「障害物リレー」、Power of AIOI、1年生学年演技~Here We Go!~を行いました。

 2年生中心の応援合戦では、各クラス流行を取り入れながら趣向を凝らした応援を考え、同じクラス団の1・3年生も一緒になって盛り上がりました。

 綱引きは、学年の垣根を越え、クラス団対抗での戦いでした。結果は、1組団(1年1組・2年1組・3年1組)が優勝しました。
 生徒会種目「障害物リレー」は、1走目が「ピョンピョンズタ袋」(布に入ってジャンプ)、2走目が「二人三脚」、3走目が「パン食い競争」、4走目が「借り物競走」を行いました。
 Power of AIOIは、各クラスの代表が、20kgの土嚢を頭上に持ち上げている時間を競いました。

 1年生の学年演技は、息の合った動きで集団演技を披露しました。演技のラストは「AIOI 43」。カラフルなクラスTシャツが、グラウンドに美しい人文字を描いていました。

 午後の部は、運動部行進から始まり、大縄跳び、各レースの決勝、クラス団対抗リレーで終了しました。
 大縄跳びは、3回の試技を行い、最高回数がそのクラスの記録となります。今年の最高回数は3年5組の53回でした。

 各レース・リレーの決勝には予選を通過した上位8名(8チーム)が出場しました。
 クラス団対抗リレーでは、各クラス男女1名ずつ(女子100m・男子200m)の合計6名のクラス団で900mをリレーしました。総勢13名の教員チームも参戦。生徒たちは学年の枠を越え、バトンをつなぎました。

 体育大会の結果は、以下の通りです。
  総合優勝(2クラス):3年5組・1年1組、3位:2年1組
  団別優勝:1組団、2位:5組団、3位:2組団
  応援合戦優秀賞:2年2組・2年4組・2年5組
  クラス旗優秀賞:2年2組・3年3組・3年5組

体育大会予行

 9月18日(水)、好天に恵まれ、体育大会予行を実施しました。
 入場行進や開会式、大縄跳び・綱引き・各個人種目・生徒会種目のほか、昨年から取り入れられた学年縦割りの応援合戦等、生徒たちは本番さながらに一生懸命取り組みました。とりわけ、応援合戦の練習では、2年生が主導して1・3年生と一緒になって緻密に作戦を練りつつ、本番に向けて士気を高めていました。
 第43回体育大会は、20日(金)に開催します。

さわやか挨拶運動

 9月13日(金)、小雨の降る中、「さわやか挨拶運動」を実施しました。朝7時から相生駅北側ロータリーで、相生高校生徒会と地元の山手1丁目自治会の方々と、相生駅南側では1年2組が行いました。また今日は、浅井相生市教育長、坂本相生市教育次長様もご参加くださいました。
 毎回、挨拶運動の前に駅周辺のゴミ拾いを実施していますが、雨のため、タバコの吸い殻とゴミ少々しか拾うことができませんでした。
 相生駅の南北で、1年2組と生徒会・自治会の方々のさわやかで元気な挨拶の声が響きわたる、「さわやか挨拶運動」でした。

2019年度インスパイア・ハイスクール事業特別講義 「英語でコミュニケーション~効果的な音読のあり方」

 9月4日(水)6限、1年生全員を対象に、「英語でコミュニケーション~効果的な音読のあり方」と題して、神戸市外国語大学の教授である野村和宏先生に講義していただきました。
 講演では、モーツァルトの曲を楽譜通りに機械が演奏した場合とウイーンフィルがフルオーケストラで演奏した場合と弦楽五重奏で演奏した場合とを比較してその伝わり方の違いを感じたり、映画のナレーションを聴いてその巧みさを味わったりしながら、生徒にとって理解しやすいように、また印象に残るように工夫して説明してくださいました。
 特に、単語の意味と文の構造、伝えたいメッセージを理解したうえで読む練習をすること、聴き手の存在を意識して相手に語り掛けるように読む練習をすること、最初はくっきりゆっくり、次第に早く一息で、最終的には暗記して言えるように練習することなど、読みの練習を実践するうえでのコツを具体的に伝授してくださいました。生徒たちはペアワークで互いに読み合ったり、先生の範読に続いて音読したりしながら、英語の効果的な音読のあり方を学びました。
 先生は、英語はスポーツと同じように「与えられたことをするだけでなく自ら練習すること」、そしてそれによって「身体感覚を身につけること」が大切だと強調されました。この講義で学んだことを英語において、さらには全ての学習において参考にしてもらいたいと思います。

2学期始業式

 9月2日(月)、2学期始業式を行いました。小西校長から「自分の進路選択において、自己決定度が高いほど幸福感も高い。それは、自己決定を行うことは進路に対する自己責任意識を高め、成功したときの満足度が高くなるからである。また、失敗したとき、自らの力で失敗したという意識は自らの力で失敗から立ち直る力になり、失敗から立ち直った経験を持つ者は、失敗がより大きな成功につながることを経験することになる。自己決定を行い、失敗を繰り返し、そこから成功する力を自ら手に入れることで、人は多くのことにチャレンジできる力を身につけていく。高校生の君たちは、チャレンジすることに社会的責任は問われない。自己決定にむけて果敢にチャレンジしてほしい。」というお話がありました。(式辞の全文はこちらに掲載しています。)
 続いて、ALTの着任式を行いました。新しく本校のALTとしてアメリカからシドニー先生が着任されました。校長からの紹介の後、シドニー先生から挨拶がありました。
 そして、表彰伝達の後、中村生徒指導部長が①「トイレ掃除の経営学」について紹介し、誰かが見ていなくても一生懸命できる人間、しんどいことを率先できる人間に成長してほしい②男女交際のあり方について考えよう③「兵庫っ子SNS悩み相談」窓口が開設された。このようなものも利用して誰かに話すことで1人で抱え込まないようにしよう、と話されました。

第1学年(43回生)自然科学コース宿泊研修

 この研修は兵庫県立大学理学部の研修室見学と理化学研究所放射光科学総合研究センターでSpring-8とSACLAの施設見学をすることで先進科学についての知見を広め、興味を高めること、また、牛窓研修センターカリヨンハウスでの海洋生物の観察や天体観測、いかだ作りをすることで、自然との関わりを深め、環境に対する意識を高めるとともに、自主性や協調性を育むことを目的としています。
 7月30日(火)の午前中は兵庫県立大学理学部の研究室を見学しました。4つの班に分かれ、生命科学や物理学の講義を受けました。樋口研究室では「タンパク質の形を見よう」ということで3Dの映像を通してタンパク質の形を見、その役割について分かりやすく説明してもらいました。坂口研究室では実際に牛のDNAを見せてもらったり、タンパク質の合成の映像を見せてもらったりと生体物質科学の基礎を教えていただきました。そのようにどの研究室でも専門的な内容を理解しやすいように工夫してくださり、生徒たちは興味を持って聴くことができました。
 昼食を兵庫県立大学理学部の食堂でとり、午後からはSpring-8とSACLAの見学をしました。職員の方からの説明で、Spring-8が放射光を作り出す仕組みや、SACLAが物質を原子レベルで見ることができる顕微鏡であること、その技術を用いて光合成の反応経路において水が分解されて酸素を作り出す仕組みが解析されたことを知りました。さらに、医薬品や化粧品、エコタイヤなど我々の身近な商品を開発するための研究が行われていることを知り、ここで行われている最先端の研究が我々の生活に大きな役割を果たしていることを再認識することができました。生徒たちは職員の方に積極的に質問するなど、強い興味と関心を抱いたようでした。
 夕方、牛窓港の向かいにある前島に到着し、牛窓研修センター「カリヨンハウス」でBBQを楽しみ、日没後、天体観測とウミホタルの観察を行いました。天体観測では天候にも恵まれ、大型望遠鏡により土星の輪や木星の模様をはっきり見ることができました。また肉眼でも夏の大三角や北斗七星など多くの星を見ることできました。ウミホタルの観察では、ウミホタルの発光により海面が光ること、また捕獲したウミホタルが青く光るところを観察することができました。これらの体験を通して生徒たちはより自然に対する親しみと興味を持ったように感じました。
 翌日7月31日(水)は朝から6つの班に分かれていかだ作りをしました。職員の方の丁寧な指導のもと、材木をボルトやロープでつなぎ合わせ、発砲スチロールの浮きを底に結び付け、2時間かけてすべての班のいかだが完成しました。その後、凪いだ瀬戸内海へと進水し、約1時間半クルージングを楽しみました。まっすぐ進まない班、スピードが出ない班などいろいろありましたが、どのチームも個性を発揮しながら、大自然を肌で体験することができました。
 この2日間の研修を今後の学校生活に、また自分の進路希望達成のために是非生かしてもらいたいと思います。

第8回おもしろ科学実験教室

 7月29日(月)14時から、第8回おもしろ科学実験教室を開催しました。「本校のお兄さんお姉さんと科学実験を楽しむ」という主旨から、1年生自然科学コースの生徒が主体となって運営しました。
 今年度は「食べ物の色を変えてみよう~水溶液の性質と物質の色~」と題し、身近な飲み物や食べ物の色が、酸性やアルカリ性になることで変化するのか、何色になるのか調べました。実験では、酸性物質としてレモン果汁を、アルカリ性物質として重曹(ベーキングパウダー)を使って、ぶどうジュース・リンゴジュース・オレンジジュース・トマト・ピーマン・紫キャベツ・ナス・カレー粉で実験を行いました。
 小学生の先生となった高校生は、安全面に留意しながら小学生にもわかるよう実験の補助をしました。最初は小学生、高校生とも緊張していましたが、次第に慣れ親しみ、最後はお互い楽しんでいたように思います。高校生は、科学の面白さを伝えることの難しさを実感したようです。
 参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

自転車マナーアップ街頭キャンペーン

 7月19日(金)、終業式を終えた小雨の中、午後2時より相生警察署において、相生警察管内の3高校(相生・相生産・上郡)の生徒会とボランティア生徒が中心となって、「自転車マナーアップ街頭キャンペーン」が行われました。
 最初に、相生警察署において、「自転車安全利用推進リーダー」の委嘱式が行われ、その後、各校の代表者が、自転車シュミレーターによる交通安全教育を体験しました。終了後、JR相生駅へ移動し、JR利用者に啓発チラシとティッシュ、反射交通安全お守り等を配布し、自転車の交通事故防止・交通ルールの遵守・交通マナーの向上等を呼びかけました。
 梅雨の中、相生駅の人通りは少なかったですが、相高は生徒会4名、1年生ボランティア6名が、啓発チラシ・記念品配りを行いました。

Vilin先生離任式

 終業式の後、本校で3年間お世話になったALTのVilin先生の離任式を行いました。
 最初に、兵庫県から感謝状の贈呈と日本国総務大臣からのJET絆大使の任命状の贈呈があり、続けて小西校長よりVilin先生の紹介と謝辞の言葉がありました。そして、Vilin先生から挨拶がありました。最後に、生徒を代表して2年生の岩崎さんが英語で謝辞を述べ、生徒会長の鷺沢くんが花束を贈呈しました。
【以下に、Vilin先生の挨拶を全文掲載します。】
 みなさん、おはようございます。今から日本語でスピーチします。私の日本語は下手ですが、最後まで聞いてくれたらうれしいです。がんばります!
 みんな、本当に本当にありがとう。みんなは私にとって大切な存在でした。みんなと過ごした時間は私の宝物で、一生の思い出です。みんなのおかげで毎日が楽しかったです。みんなは優しくて、親切で、賢くて、そしてやればできる子です!
 これから相生高校を卒業しても英語を使う機会があると思います。大学の授業であったり、迷っている外国人に道を教えるときや、英語を話して友達に格好良く見せたいときなど。どんなときでもBestを尽くしてください。
 さよならを言う前に、大事なadviceがあります。
Please go abroad! Travel to a new country and experience a new culture.
 短期間でも日本を出て、違う文化を経験してください。言語はただの文字の集まりではないです。言語には意味があり、文化を経験しないとわからないことがあります。旅行は世界の人々の生活を知るだけでなく自分自身を知り、視野を広げることができます。自分の気持ちを外国語で伝えられるのはすばらしいことです、そして自信につながります。私はたくさんの国を旅行しました。その経験は私を成長させました。そして、大切なことを学びました。それは外人という概念はいらないということです。私たちはみんな同じ人間です。だから、もし困っている人がいたら、助けてあげてください。笑顔のあいさつだけでも人を幸せにすることができます。
 ついに、一番つらいときがきました。みんなにさよならを言わないといけません。これからはみんなと一緒にはいませんが、心の中ではいつも応援しています。これからもがんばってください。最後に校長先生、教頭先生、先生方、事務員の方々、そして一番大切な生徒のみんな、本当に本当にありがとうございました。