3月16日(火)に1・2年生を対象に、この春に卒業した42回生10名を招き、合格体験発表会を開催しました。大学や専門学校に合格したばかりの先輩から、学習体験談を直接聞くことで、受験や勉強に対するモチベーションを高めることを目的としています。
先輩からは「模試の判定が悪くても、決してあきらめず最後まで頑張ってほしい」「基礎基本を大切に」「志望校を簡単にあきらめない」「先生方を信じて」「授業をしっかり活用していこう」「どんどん先生に質問しよう」「英語は強力な武器になる」「自分できちんと考えて決める」「クラスの雰囲気は大切」といったアドバイスをもらいました。1年後、2年後の合格を目指して頑張ってほしいと思います。
最後に、42回生の先生方からのコメントをいただきました。一部抜粋して紹介します。 『今日の合格体験発表会,43,44回生の皆さんにはどのように伝わったでしょうか? 努力に「スペシャル」はない。日々の「当たり前の積み重ね」を、どれだけ「当たり前」に、根気強く、自分に負けず持続できたか。43,44回生の皆さん、どうぞ自分達の未来の為に、弛まぬ「毎日の当たり前の努力」を貫いて、自らの闘いに立ち向かってください。あなたたちがこの先求められる、SDGsのまず第一歩を、自分の「継続的努力~あなたへのSDGs」に反映させていきましょう。』
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「相高賞・皆勤賞授与式、記念品贈呈式」 「卒業証書授与式」
令和3年2月26日(金)に「相高賞・皆勤賞授与式、並びに記念品贈呈式」を、27日(土)に「卒業証書授与式」を行いました。本年度は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に考慮した中で式が挙行されました。
26日(金)、42回生は44回生が作った花道を通り、体育館へと移動しました。大きな拍手の中、胸を張って後輩たちの前を歩きました。
43回生が出迎える中、体育館へ入場しました。
入場の後、永田夢海さんに相高賞が授与されました。相高賞とは、様々な分野において、本校生の規範となる立派な行為をした生徒を学校長が表彰し、その功績を讃えるために3年前に創設された賞です。

続いて皆勤賞授与、記念品の贈呈、同窓会入会式が行われ、式を終えました。
皆勤賞授与 卒業生から学校への記念品贈呈 PTAから卒業生への記念品贈呈 在校生から卒業生への記念品贈呈
式の後には、多くの部活動で送別会が行われました。後輩から先輩へ感謝の気持ちが述べられ、楽しかったこと・辛かったことや共に過ごした時間を思い出し、涙する卒業生もいました。
2月27日(土)、第42回卒業証書授与式を挙行しました。
新型コロナウイルス感染症対策として、各御家庭より1名様までのご参列にご協力いただきありがとうございました。
卒業生入場の後、卒業証書授与では、各担任による呼名に卒業生は力強く返事をしました。呼名の後、代表の森川慎也くんに卒業証書が授与されました。

その後、小西校長先生の式辞、PTA会長大髙賢二様からご祝辞をいただきました。
祝電・祝詞披露の後、在校生を代表して松本友樹くんが送辞を卒業生を代表して保田このみさんが答辞を述べました。相生高校で過ごした日々を思い出し、涙をする卒業生。卒業生の成長を感じ、ハンカチで目をおさえる保護者の方々。そして、相生高校から巣立っていくことに寂しさを感じる先生方。体育館が感動的な空気に包まれる中、校歌演奏を聴き、厳かに式を終了しました。
3年間の思い出を胸に、42回生195名が、新しい旅路を歩みだしました。
校長式辞 PTA会長祝辞 祝詞 在校生送辞 卒業生答辞 第42回生 卒業記念品
一夜明けて

緊急事態宣言下の中であるにもかかわらず、昨日、第42回卒業証書授与式を催して頂きました。例年と異なる卒業式ではありましたが、それ以上に、42回生にとっては、心に残る卒業式でありました。 保護者も含めて、大切な想い出になったのではないでしょうか。 卒業証書授与代表は、前日午後10時に受験から戻った疲れは多少ありましたが、無事に大役を終えました。

式も進み、いよいよ卒業生式も進み、いよいよ卒業生代表答辞になる頃には、 様々な想い出が去来する生徒も多く、涙ぐむ者も。 生徒だけでなく、我々教師もまた、この一年の出来事 を思い出し、胸に迫るものがありました。 式も進み、いよいよ卒業生

いよいよ、旅立ちの時を迎えました。退場時には、 ハプニングもありました。 実は、退場曲は、一年時相高祭全体合唱曲であった 「旅立ちの時」を予定していましたが、合唱大会1位 のクラスの曲が・・・。ただ、すぐに各教室に、生徒の旅立ちを祈って、自らが声にした 「旅立ちの時」を流して頂きました。本当にありがたいことでした。
さて、一夜明けて、すでに時を進める42回生の姿が学び舎にありました。前期の結果を ただ待つのではなく、国公立中・後期の準備とともに、今できることに拘る42回生たちと 過ごした3年間は、私たち42回生学年団だけでなく、相生高校に関わるすべての方々の心 に、誇りあるものとして残っていくに違いありません。
悔いなく、後もう一息、闘い続けます。あと暫く、ご支援を頂きますよう、どうぞ、よろしくお願いします。
42回生最後の学年集会

1月29日金曜日、次に全員が登校する2月26日金曜日を前に、最後の学年集会を行いました。思うことは感慨深いものもありますが、明日から始まる「個々の責任の下の自由」が始まります。15の春より高い障壁に挑む18の冬を、力強く歩んでほしいものです。
集会は、生徒指導部長から、コロナウイルス禍の中、ちょっとした油断から陽性者、濃厚接触者となり、進路実現の為の努力をする時間を奪われないこと、命を大切にすることなどの訓示を受けました。それを受けて、垣見副主任より、具体的な連絡、注意が生徒に発信されました。その後、学年進路指導係の山村先生より、国公立出願についての最後の確認、2次対策補習についての連絡、教務係の山本一芳先生から皆勤賞受賞対象者への連絡を行い、最後に荒内学年主任より、卒業式関係でのいろいろな代表者を発表しました。
保護者の皆様へ。この3年間、様々な叱咤激励、応援、支援をありがとうございました。この1か月は、また違った心労を感じられると思います。ただ、どうか、生徒に与えられる可能性を、最後の最後まで支えてやってください。残り約1100日分の40日。手に入れた後、選択する自由を知って、旅立って欲しいと思います。
42回生の皆さん、まだまだある皆さんの伸びしろを鍛えて、勝負に臨みましょう。
闘え!42回生!!
42回生共通テスト激励会
大学入試改革の旗印の下、腹を括ってスタートした42回生の3年間は、諸々の旗の撤退 があり、止めが昨年3月からのコロナウィルス禍の中での第3学年の始まりでしたが、1月16・17日(土・日)に行われる共通テストのスタートラインに立つことができます。
それに向けて、本日1月15日(金)4限目に、共通テスト激励会を行いました。大変早い集合状況には、翌日に向けての気合いと緊張の現れともとれそうですが、体育館の両サイドに掲げられた、体育大会で使用した各クラス旗3年分にも出迎えられて、少し肩の力も抜けたのではないでしょうか。
学校長の激励では、「笑顔・感謝」をキーワードに、PTAから頂いた相高キャラクター「あい丸」のキーホルダーの裏にあるように、「大願成就」を果たしましょうとお話がありました。進路指導部長からは、先輩の失敗談を例に、勝手に出来不出来を決めつけず、各教科をきちんとやり切ることの大切さを伝えて頂きました。
続いて、学年進路より、受験全体の注意事項と自己採点の在り方と、方法、タイミングの話等を確認し、明日からの3日間の行動を確認しました。
そして、学年主任から、ここから始まる闘いに向けての檄に、得も言えぬ緊張感が・・・。

そんな緊張を、学年の先生方が温かくほぐしてくれる漫才を一席設けて下さいました。

最後に、授業でお世話になった先生方からの応援メッセージを受けて、「チーム42回生」明日から頑張ってきます。

3学期始業式
1月8日(金)、3学期始業式を行いました。
3学期始業式も、新型コロナウイルス感染症対策のため、各教室で行いました。
小西校長先生は式辞で次のようなお話をされました。
「今日は『人まねのすすめ』を話します。皆さんは、赤ちゃんがどのようにして言葉を覚えていくのかを知っていますね。両親や兄姉、年長者のまねから始まります。
小学生はどうでしょうか。ひらがな、漢字、かけ算、どのように覚えていきますか。先生のまねからスタートします。中学生になり、部活動が始まります。自分の好きな選手のフォームをまねしたり、好きなチームのウェアを着て、リスペクトなどしたりしますね。
このように、自分の好きな人を『まねて形から入る』ということは、人間の進歩の根幹をなしてきていると言えます。『まねる』が変化して『まねぶ』、そして『まなぶ』になったと言われています。
皆さんも、最初は憧れの人や、尊敬できる人のまねから始めてみてはいかがでしょうか。そして、その師匠を超えていくのです。『青は藍より出でて、藍より青し』という言葉があります。『青い色は藍という草から絞り込んでできたものですが、それはもとである藍よりもさらに青い』ということです。『門人が師よりも一歩進んだ修養ができている』という意味です。
『藍より青い』をひとつご紹介します。『呑牛の氣(どんぎゅうのき)』。これは、私が担任をした生徒が教員となり、その彼から新年の賀状をいただきました。『呑牛の氣(どんぎゅうのき)』、牛を丸呑みにするほど大きな心意気という意味から、やる気に満ちあふれていることをあらわすそうです。皆さんも、コロナ禍でも、ぶれない充実した高校生活を歩んでほしいと願い、エールを送ります。
皆さんも自分が尊敬する『人のまねをすること』からスタートし、『藍より青い』人間になることを目指して、頑張っていきましょう。」
(式辞の全文はこちらに掲載しています)
始業式後、中村生徒指導部長より、次のようなお話がありました。
「私は歴史の教員ですので、社会に関する話を今日はします。2021年の干支は『かのと・うし』と読み、漢字では辛いという字と土用の丑の字を書きます。今から120年前、義和団事件の講和条約である北京議定書の別名です。そう、辛丑(しんちゅう)和約ですね。
『辛丑(しんちゅう)』とはどんな年になるのか…?ネットで色々調べてみると…古きことに悩みながらも終わりを告げ、新しき芽生えを見いだす年になるそうです。何を終わらせ、何を見いだすのかはその人次第でしょうが、その指標となるのは各々の心の強さと日頃の行いだということだそうです。
歴史を振り返り、未来の出来事を推測し、それに備えなければならないというのが東洋の考え方です。辛丑の年に大きな地震が2回もあったのなら、それに普段から備える必要もありますね。コロナで窮屈な世の中になっていますが、その中で、新しい芽生えの年であるとも言われています。皆さんがそれぞれ何かを見出していくのは、各人の日頃の行いです。
校長先生も言われたように何かを目標にしてしっかり学ぶことが一番の近道かもしれません。皆さんの成長・進化に期待しています。」
(式辞の全文はこちらに掲載しています)
防災避難訓練
12月10日(木)、相生消防署の協力を得て、地震及び火災を想定した防災避難訓練を実施しました。地震発生の校内放送が入ると同時に生徒たちは机の下に入って身の安全を確保し、次に火災発生の校内放送により火災発生場所と安全な避難経路を確認してグランドに速やかに避難しました。
避難終了後、八十川教頭先生から講評があり、そして、消防署の方から講評・講話をいただき、生徒2名が実際に消火器を使った消火活動を体験しました。
講評の中でお話しされたように、「もし、この通路が使えなかったらどこを通るのだろう」など地震が発生した際の様々なパターンを日頃から想定しておき、分からないことをきちんと調べておくことで、実際に地震や火災に直面した際にも「慌てず・焦らず」避難ができるのではないかと思います。
生徒たちにとって、今回の避難訓練は、改めて災害への備えや災害発生時における各自の判断や行動について考える機会となりました。
令和2年度 創立記念国際理解講演会
11月4日(水)5,6限に令和2年度創立記念国際理解講演会が開かれました。衆議院議員の山口壯氏にお越しいただき、「コロナ後のグローバリゼーション~相高生の無限の可能性~」と題してご講演いただきました。新型コロナ感染症対策として、2,3年生は体育館で、1年生は教室で講演を聞きました。
最初に、政治家・吉田茂の業績を振り返り、戦前戦後の日本とアメリカの関係が今後の中国やアメリカとの関係を考える上で大いに参考になることを教えていただきました。次に、外交官という仕事の重要性について、外交官が処理できないと軍人の仕事になってしまうということや、人と人をつなぐ上で最も大切なのは専門的な知識というよりは人間的な魅力であることをご自身の体験を交えながら話してくださいました。最後に、相高生に向けて、今しておくべきこととして、小説を読んで人間の幅を広げること、きちんとした英語を身につけておくこと、「頭をよくするために」勉強をしておくことなどを話されました。
「努力が運を呼ぶ」「高い山ほど裾野が広い。視野を広げるために今、いろいろなことを学ぶ必要がある」ということを相高生に熱く語っていただいたことが特に印象に残っています。
質疑応答の時間には、多くの生徒から現在の日本が抱える近隣諸国との問題やコロナ感染症がグローバリゼーションをどう変えるかなどの質問が相次ぎました。この講演会を通して、各自の将来を考える貴重な機会を得ることができたと思います。山口先生、ありがとうございました。
1年生は教室で
久し振りの球技大会
10月26日(月)、素晴らしい秋晴れの中、前期代替球技大会を実施しました。
コロナ禍の中、昨年度の後期球技大会(3月)・今年度の前期球技大会(7月)と連続で中止となり、生徒達のエネルギーが有り余っていた中、中間考査明けに何とか実施することができました。体育大会でも使用したクラスTシャツ(1組オレンジ、2組赤、3組黄、4組黄緑、5組青)を着用して実施しました。
コロナの影響がまだまだ続く中、身体接触のない競技をということで、男女バレーボール、男女混合のソフトボールとドッジボールを行いました。2・3年生は1年振り、1年生は初めての球技大会ということで、学年を超えた熱戦があちこちで行われました。3年生は最後の球技大会でしたので、長~い受験勉強の疲れを吹き飛ばす頑張りを見せ、ソフトボール・ドッジボールで優勝し、先輩の意地と団結力を見せつけました。
競技以外は、マスクの着用と手洗い・消毒の徹底を呼びかけ、何とか無事終えることができました。久しぶりの楽しい時間を過ごせたことで、皆の笑顔がはじけた球技大会となりました。
【結果】
ソフトボール 1位 3-2 2位1-4 3位1-5
男子バレーボール 1位 2-3 2位 3-1 3位1-2・3-5
女子バレーボール 1位 1-3 2位 3-2 3位1-4・2-4
ドッジボール 1位 3-5 2位 3-3 3位 2-4
第44回 体育大会
9月18日(金)、「力戦奮闘」のスローガンの下、第44回体育大会を実施しました。今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため例年とは異なり、三密を避けながら、午前中のみで行いました。また、ご案内は3年生の保護者の方に限定させて頂き、会場には約60名の保護者の方にお越しいただきました。ありがとうございました。
吹奏楽部の演奏で入場行進が始まりました。
42回生 相高生入場行進
続いて、開会式が行われました。
開会式 選手宣誓
昨年に引き続き、クラスTシャツを着用し(1組オレンジ・2組赤・3組黄色・4組黄緑・5組青)、各競技で激しい勝負が繰り広げられました。
初めの演技は、全校生徒による「相高生体操」でした。この夏、何度も練習を重ねた成果が表れていたように思います。とても力強く、綺麗でした!
相高生体操 相高生体操指揮者
続いて、男女100m・男女200m・女子4×100mリレー・男子4×200mリレーの予選を行いました。決勝への切符を勝ち取るため、全力で走りました。
女子100m予選 男子200m予選 女子4×100mリレー予選 男子4×200mリレー予選
次に、綱引きを行いました。結果は、優勝1年3組、準優勝1年1組、第3位1年2組・2年1組でした。どの対戦も接戦で、大変盛り上がりました。
優勝 1年3組 準優勝 1年1組 第3位 2年1組 第3位 1年2組
生徒会種目の「障害物リレー」。苦戦する場面もありましたが、走者・応援ともに楽しみました。
1走目 2走目 3走目 4走目
Power of Aioiは、各クラスの代表者が、20㎏の土嚢を頭上に持ち上げている時間を競いました。
大繩跳びは、3回の試技を行い、最高回数がそのクラスの記録となります。今年の優勝は2年2組、準優勝2年5組、第3位1年4組でした。
優勝 2年2組 準優勝 2年5組 第3位 1年4組
予選を勝ち抜いた、男女100m・男女200m・女子4×100mリレー・男子4×200mリレーの決勝は、大接戦でした。
男子100m決勝 女子200m決勝 女子4×100mリレー決勝 男子4×200mリレー決勝
最後にクラス団対抗リレーを行いました。生徒たちは学年の枠を越え、バトンをつなぎました。
体育大会の結果は以下の通りです。
総合優勝 2年2組 、準優勝 2年1組 、第3位 1年1組
クラス旗最優秀賞 3年1組 、優秀賞 3年2組・3年5組
クラス旗最優秀賞 3年1組 クラス旗優秀賞 3年2組 クラス旗優秀賞 3年5組
雨降りの中ではありましたが、新型コロナウイルスの影響で、多くの行事が中止となっていたなか、体育大会をプログラム通り滞りなく行うことができ、良かったです。
準備・片づけ等、多くの生徒が率先して動いてくれたため、最後までスムーズに行うことができました。
ありがとうございました!